ミステリーシネマ神戸・はてな支店

永遠のセルマとミステリーシネマ神戸の抜粋です。

ブルークリスマス 1978 東宝

洋画「未知との遭遇」「スターウォーズ」のヒットを受けて、東宝がすごい顔ぶれを揃えたSF大作。

特撮や謎解きはほとんど使わず、人間ドラマ中心に描く。

興業収入的にはこけたはずだが、永くカルト人気を得ているのですでに元は取っただろう。

監督 岡本喜八

脚本 倉本聰

撮影 木村大作

美術 竹中和雄

音楽 佐藤勝

主題曲/主題歌 チャー

出演

勝野洋

竹下景子

仲代達矢

岡田英次

八千草薫

新井春美

高橋悦史

沖雅也

岡田裕介

中条静夫

大滝秀治

天本英世

岸田森

神山繁

稲葉義男

大谷直子

草野大悟

小沢栄太郎

芦田伸介

中谷一郎

島田正吾

田中邦衛

ある日、世界中の夜空にUFOが出現して、それを見たものは血液が青くなった。

しかし世界の国々は彼らがいずれノーマルな(赤い血の)人間に害をなすモノとして抹殺する計画を立てている。

青い血の人間の行方を追う独立ジャーナリストはUFOを見たアイドル女優とともに暗殺される。

ジャーナリストの残した手がかりを持ってアメリカに飛んだテレビ局報道局員は日本から拉致された血液学研究者に接触したが、彼はロボトミー手術を受けていた。

自衛隊員(勝野洋)は散髪屋で働く女性(竹下景子)とつきあっているが、彼女もUFOを見ていた。

自衛隊で青い血の人間をクリスマスに抹殺する計画を進めていることを知った勝野は彼女を守ろうと決心する。

当時の評判では、岡本喜八監督と倉本聰に大作を任せたのが間違いだということだった。

確かに大スクリーンで見ると、しょぼいのだが、ビデオで見ると、オールスター映画だからリッチな気分になる。

しかし岡本喜八監督作品というより、倉本聰脚本作品というべきだ。

訴えていることはユダヤ人問題をベースにしていて、荒唐無稽とは言い切れない。

なお岡田裕介は元東映社長岡田茂の息子で現在の東映社長であるが当時本人は東宝に所属していた。