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ミステリーシネマ神戸・はてな支店

永遠のセルマとミステリーシネマ神戸の抜粋です。

白いドレスの女 1981 ワーナー

スターウォーズ・シリーズやレイダースの脚本参加で有名になったカスダンの初監督作。

のちに同じウィリアム・ハート、キャサリンターナーを起用した「偶然の旅行者」、メグ・ライアン主演の「フレンチキス」を監督する。

フロリダで売れない弁護士をやっているラシーンは、夏の暑い夜に白いドレスの女に出会う。

その夜はそのまま別れたが、彼女に一目惚れしたラシーンは、彼女の居場所を割り出し、再会する。

彼女には20歳も離れた夫がいたが、旅行ばかりしていて、彼女は欲求不満だった。

やがて二人は彼女の自宅で荒々しく愛し合う。

しかし偶然夫と会い、身の危険を感じた二人は夫の殺人計画を練る。

殺人は何とか成功するが、夫の弁護士から呼び出される。

遺言状が変更になっていたのだ。

しかもその遺言状自体が無効だという。

フロリダの暑さを知らないから、何とも言えないが、よほど欲求不満の募る夏だったのだろう。

(でも日本の夏の方が殺人の動機にはふさわしいと思う。)

まんまと嵌められたのは、○○○だったというわけ。

事件が起きる時間から見て次にこうなる展開は読めたし、結末もだいたいわかった。

80年代の映画だけど、70年代の映画の香りがした。

これはミステリ映画ではない。ファム・ファタール映画だ。

ウィリアム・ハートは当時すでに「アルタードステーツ」の主役を演じ、実績があった。

この映画が成功したのは、ひとえに無名のテレビ女優キャサリンターナーを大抜擢したことにある。

老いた彼女からは想像できないほど、当時のキャサリンは色っぽかった。

この後、ロマンシング・ストーンやペギースーの結婚でスターダムに上り詰める。

ミッキー・ロークも若く、ちゃんとしたチョイ悪の役で出ていた。

「ナイン・ハーフ」に出演する5年前だ。

監督 ローレンス・カスダン

脚本 ローレンス・カスダン

製作 フレッド・T・ガロ

撮影 リチャード・H・クライン

美術 ビル・ケニー

音楽 ジョン・バリー

出演

ウィリアム・ハート

キャスリーン・ターナー

リチャード・クレンナ

テッド・ダンソン

J・A・プレストン

ミッキー・ローク