ミステリーシネマ神戸・はてな支店

永遠のセルマとミステリーシネマ神戸の抜粋です。

廃市 1984 ATG

大林監督の傑作の一つ。

福永武彦が原作。

舞台は尾道ではなく、柳川運河。

江口青年は卒論をまとめるため、一夏柳川の旧家で過ごすことにした。

相手をしてくれたのは、まだ幼さの見える娘安子だった。

その夜、運河のせせらぎとともに、女のすすり泣きを聞こえてくる。

滅びの美学を描いた作品。

太宰治の「斜陽」ともまたちがう味わいがあって良かった。

今は明るい観光都市であるが、それも昔から住んでいる人にとっては迷惑な話なのだ。

弁慶役の林成年が好演。

監督 大林宣彦

脚本 内藤誠 桂千穂

原作 福永武彦

音楽 大林宣彦

出演

小林聡美 (貝原安子)

山下規介 (江口)

根岸季衣 (貝原郁代)

峰岸徹 (貝原直之)

入江若葉 (秀)

尾美としのり (三郎)

林成年 (弁慶)

入江たか子

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