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ミステリーシネマ神戸・はてな支店

永遠のセルマとミステリーシネマ神戸の抜粋です。

33号車応答せず 1955 東宝

221.東宝(46〜59年)

テレ朝「警視庁24時」のようなドキュメンタリータッチの警察映画。

パトカー警官の村上はクリスマスだというのに、虫の居所が悪い。

出勤前に、警官の仕事のせいで世間から白い目で見られることに不満を持つ妻とやり合ったからだ。

当時は民主化されて数年しか経っていなかったから、戦前の官憲に対する反発から警察は嫌われる仕事だった。

先輩の原田とパトカーに乗り込んだ村上は師走の東京の街を巡回する。

スピード違反の報告があり捕まえると、子供のプレゼントのために急ぐタクシーだった。

客のご婦人と言葉を交わし、運転手に注意して帰してやった。

ところがその後、タクシー強盗の報告が・・・

警察の宣伝映画だ。

今なら白バイ部隊だが、当時はパトカー部隊だったようだ。

年末にパトカーが走っていたら混雑を助長して危険だろうに。

そのようなシーンも描かれていた。

昔はテレビではなく、映画を利用していたのだな。

最後は池部良平田昭彦がしっかりハードボイルドしていた。

司葉子の白黒時代は、まだ若すぎてさえなかった。

彼女の表情に憂いが出てくるのは、カラー以後だ。

製作:田中友幸

監督:谷口千吉

脚本:谷口千吉、池田一朗

撮影:山田一

音楽:芥川也寸志

出演:

池部良

志村喬

司葉子

平田昭彦

沢村いき雄

柳谷寛

根岸明美

沢村宗之助

河内桃子

土屋嘉男

清水元