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ミステリーシネマ神戸・はてな支店

永遠のセルマとミステリーシネマ神戸の抜粋です。

次郎長三国志 第一部 次郎長賣出す 1952 東宝

221.東宝(46〜59年)

制作:本木荘二郎

監督:マキノ雅弘

脚本:村上元三

原作:村上元三

撮影:山田一

配役

清水次郎長:小堀明男

お蝶:若山セツ子

張子の虎三:広沢虎造

大政:河津清三郎

法印大五郎:田中春男

関東綱五郎:森健

桶屋の鬼吉:田崎潤

比較的珍しい東宝時代劇。日本がGHQから独立してチャンバラ映画が解禁になった年、村上元三がオール読物に連載中に田崎潤が企画を持ち込んだそうだ。

主演の次郎長は後も鞍馬天狗など東宝時代劇に欠かせぬ小堀明雄。

米屋のせがれで酒好きがたたって、けんかをしてしまい、やくざの道に入る。

BGM代わりに広沢虎三本人が張り子の虎の役で出演し、うなってくれる。

一の子分は桶屋の鬼吉(田崎潤)。自ら志願しただけあって、役柄にはまっていた。

鉄砲を振り回す関東綱五郎(森健二)が第二の子分。

武士崩れの大政(河津清三郎)、坊主崩れの法印大五郎(田中春男)らが人柄をしたい集まってくる。

第一話はやくざ同士のけんかを無血で解決して清水に次郎長ありと名を轟かすまで。

小堀明雄の主演作は初めて見たが、時代劇俳優らしい体型で様になっていた。

東映に入社していたら、彼の人生も大きく変わったろう。

若山セツ子が結婚前のお蝶役で花を添える。

この映画がテレビで放送されるのは珍しいとのこと。

漫画ONE PIECEの作者尾田栄一郎スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫がこの映画のファンで、

DVDパッケージがまだされていなかったため、

DVDパッケージの表紙を尾田が書き、言葉を鈴木が添えるという約束で、東宝の社長を口説き落としたそうだ。

その縁でニコニコ動画と日本映画チャンネルの同時放送にも鈴木とフジテレビの杉田成道監督がゲスト出演していた。