ミステリーシネマ神戸・はてな支店

永遠のセルマとミステリーシネマ神戸の抜粋です。

天井桟敷の人々 1945 フランス

第二次大戦末期、ヴィシー政権下で製作された大作映画。

バックステージもので、二部に別れている。

翌年ヴェネチア国際映画祭で特別賞を受賞している。

Director:Marcel Carné (嘆きのテレーズ)

Writer:Jacques Prévert

Cast

Arletty ... Garance (Claire Reine)

Jean-Louis Barrault ... Baptiste Debureau

Pierre Brasseur ... Frédérick Lemaître

Pierre Renoir ... Jéricho

María Casares ... Nathalie (as María Casarès)

Marcel Herrand ... Pierre-François Lacenaire

ときは19世紀初頭、ギャロンスは今は落ちぶれた女優だ。

悪党ピエールとスリを働いたが、バティストのパントマイムに救われる。

ギャロンスはバティストの一座で働くようになり、バティストと愛し合うようになるが、再びピエールの事件に巻き込まれ、伯爵に庇護を求める。

以上が第一部「犯罪大通り」の内容だ。

第二部「白い男」では伯爵の愛人となったギャロンスが、パントマイムのスターになったバティストと再会を果たす。


知らなかったのだが、アルレッティは当時47歳だったそうだ。

そう言われれば、そのように見える。彼女は姥桜だったわけだ。

バティストもマザコン少年だったのであろう。

だから、年上の女に燃え上がってしまい、それを糧にして役者として大きくなる。

この映画って、イタリアンオペラと1970年頃のイタリア青春映画をつないでいるような気がする。

フランス映画の軽さが感じられない。

ちょっと重い。

だけれど、フランス映画の史上ナンバーワンだそうだ。