ミステリーシネマ神戸・はてな支店

永遠のセルマとミステリーシネマ神戸の抜粋です。

オリバー! 1968 英国

アカデミー賞で作品賞、監督賞、美術賞、作曲賞、音響賞の5部門を獲得している。

勢いで作品賞まで取ってしまったので、その後いつしか忘れられてしまった。

当時のライバルは「ファニーガール」「冬のライオン」「レイチェル・レイチェル」「ロミオとジュリエット」だから、ラッキーと言えば、ラッキー。

(この年の作品賞を、いまから選び直せば、ダニエル・キース原作「アルジャノンに花束を」だろうか。)

監督 キャロル・リード第三の男

製作 ジョン・ウルフ

原作 チャールズ・ディケンズ

脚色 ヴァーノン・ハリス

撮影 オズワルド・モリス

音楽監督 ジョン・グリーン

作曲作詞 ライオネル・バート

美術 ジョン・ボックス

配役:

マーク・レスター (Oliver 「小さな恋のメロディ

ロン・ムーディー (Fagin) TV「デビッド・カッパーフィールド」のユーライヤ・ヒープ役

オリヴァー・リード (Bill Sikes) 「砂漠のライオン」

シャニ・ウォリス (Nancy)

ジャック・ワイルド (Artful Dodger) 「小さな恋のメロディ

ハリー・シーコム (Mr. Bumble)

いまにして思えば、「オリバー!」は最後の大作ミュージカルだったかもしれない。

その後、「ハロー・ドーリー」や「屋根の上のバイオリン弾き」が作品賞にノミネートされたが、豪華さでは敵わない。

僕の好きな作品でもある。

主役のマーク・レスターの歌が慥かに下手かもしれないが、脇が見事にしまっている。

悪役をやらせたら右に出るもの無しのオリバー・リード、

ミュージカル・スターのロン・ムーディーとシャニ・ウォリス、

後に傑作映画「小さな恋のメロディ」で再びマーク・レスターとコンビを組むジャック・ワイルドと、非常に渋みのある配役だ。

群舞のシーンは効果的。

「ウェストサイド・ストーリー」「マイ・フェア・レディ」に続く、賑やかなミュージカルだ。

ラスト・シーンのロン・ムーディーとジャック・ワイルドが再会する場面も印象的だった。

ちなみにマーク・レスターは芸能界から引退して、現在、夫婦で接骨院を営んでいるそうだ。

シャニ・ウォリスの歌う、次の曲はスタンダードになってます。