ミステリーシネマ神戸・はてな支店

永遠のセルマとミステリーシネマ神戸の抜粋です。

火曜クラブ (短編集「13の問題」所収) ミス・マープル

もう何度読んだことか忘れてしまった、ミス・マープル短編第一弾。

今回は原書で読んだ。

おばさん探偵ミス・マープルは、長編「牧師館の殺人」(1930)で初登場する。

それに次いで登場する、6つの短編連作の第一弾である。

その後、好評でもう6つの新作短編が書かれた。

さらに1短編を足して、合計13の短編を集めて短編集一冊に仕上げた。(1932)

「牧師館の殺人」では、ミス・マープルは少し嫌みなオールドミスだった。

ここでは、人の良さそうなミス・マープルにキャラクタが変わっている。

今回もミス・マープルの推理手法は冴えている。

しかし、hundreds and thousands を知らない(普通の日本人は知るまい。)と、騙されたような気になる。

ミス・クラークがやっていた、Bantingというダイエット方法も、辞書には載っていなかった。

澱粉ダイエットみたいだ。

Harper Collins 社刊の"Thirteen Problems" も良いが、下の方がミス・マープルの全短編を集めていてお得。

翻訳は、早川文庫をオススメ。